シングルマザーになったことを機に移住する人が増えています。

「貧困」「孤独」「自己責任」とネガティブなイメージばかりなシングルマザー。

でも・・人とは違う苦労があるかわりに、夫がいたらなかなかできないこともできてしまう、ということだってあります

離婚したことを周囲に知られたくない、環境を変えたい、人間関係をリセットしてしまいたい・・それなら、思い切って住み込みや移住という方法もあります。

私の「人間関係も人生もリセット」地方移住という選択

私の場合、離婚が決定的になったタイミングで田舎に移住をしました。

理由としては

  • 娘が生まれた時から住んでいるマンションで同級生も多い。離婚後も同じ人間関係のなかで住むのがイヤ
  • 同じ市内に住む元夫はおそらくすぐ再婚するので、どこかで鉢合わせする可能性がある。奥さんと一緒のところを子供に見せたくない
  • 元夫は子供に頻繁に会いにこないだろうから、離れたところにいるほうが子供に対して距離のせいにできると思った
  • 私は生まれた時から同じところに住んでいたので、違う土地に行ってみたかった

などのことでした。
シングルマザー,移住

タイミングというか、縁もありました。

その頃たまたま田舎に移住した友人がおり、その話を聞いていたら私も行きたくなってしまい、すぐ行動に移してしまったのです。

移住してからは、同じ日本とはいえ言葉も習慣も違うことに戸惑うこともありましたが、見るもの聞くもの珍しいことばかり。

毎日忙しくて、離婚したあとの喪失感や孤独感などはほとんど感じずに済んだのが何よりの幸運。

また、私が移った地域は移住者誘致に積極的な地域で住宅や就職、こどもの保育園についてもフォローが充実しています。

シングルマザーの転入が多く、同じ立場の友人がたくさんできました。

その子供たちとも親戚のようにお付き合いしているせいか、子供たちは自分に父親がいないことを珍しいこととは受け止めていないようです。

私はタイミングとしても縁としてもラッキーな方だと思いますが、私に限らず移住のような一大決心をして、私一人の決断で人生を変えてしまうことができたのはシングルマザーの特権だと感じています。

(実際、引越しをするときに何人かから「いいなあ・・」と遠い目をして言われたことを覚えています)

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地域おこし応援隊なら、家も車もついてくる

総務省の進めている「地域おこし応援隊」「地域おこし協力隊」という制度もあります。

若い世代を対象に、一年以上三年未満の期間で地方に居住しながら地域の協力活動をするという制度で、内容は地域によりますが、住居・車・仕事をすべて用意してもらえるところも数多くあります。

私のシンママ友人にも子連れでこの制度を利用し、田舎に移住した人がいます。

彼女は二年間市役所でで地域協力活動に携わり、任期が終わってからもその土地が気に入り、本当に移住してしまいました。

地方にしては月給の設定が高めにされていること、数年間は仕事が保障されているところが魅力的なこの制度。

ただ、導入して日が浅い地域は応援隊員の扱いに慣れていないという実態もあります。

興味がある方はよく調べたり、実際の声を聞いてからの応募をおすすめします。

AP地方創生プロジェクトは地域おこし応援隊の情報をまとめてあるサイト。

見てみると、多くの地域が新しく住んでくれる人を待ち望んでいることがよくわかります。

無料の会員登録をしておくと、不定期に出る全国の地域おこし応援隊の募集情報がメルマガで届きます。(勧誘みたいのは一切来ません。)

こういうのって縁ですよね。

人生変える小さな第一歩を踏み出してみませんか^^?

>>無料で移住情報をもらう

「シングルマザーだからいい!」という企業で働く

「すぐ休む」「すぐやめる」と企業からのイメージがよくなかったシングルマザーですが、その能力ややる気を評価するところも増えています。

住居も用意してシングルマザーの環境をバックアップしているところもあります。

地方移住が可能なら、こうした働きやすい職場も選ぶことができるかもしれません。

高級旅館の場合

石川県の超有名高級旅館「加賀屋」さん。

旅館にとってもっとも大事なおもてなしを行う部屋係の人材確保のため、30年ほど前に母子寮「カンガルーハウス」を建設したそうです。

一回が保育園で上の階が住居になっているため、引っ越してきたその日から働けるほど環境が整っている加賀屋さんでの平均勤続年数は10.4年。

ここでお世話になって大きくなり、大学を出たあと加賀屋さんに勤めているという子供もいるそうです。

「シングルマザーだけを優遇している訳ではない。ただ、子育て世代の女性は体力と社会経験の両方があり、お客様に高いレベルのサービスを提供できる。真摯に他人のことを考えられる人たちでもある。仕事に非常に真剣で強くたくましい」

引用元:日経スタイル

介護施設の場合

首都圏でもそうした取り組みをしている事業所があります。

東京都町田市と横浜市で介護施設を展開する社会福祉法人合掌苑さんは、このほど、シングルマザー専用の社員寮型シェアハウスを開設したそうです。
木造2階建てで入居世帯数は5組。5つの個室は約20平方メートルで月額家賃3万5千円という、首都圏では破格の値段ですね。
ただの寮ではなくシングルマザー専用シェアハウスというのもポイントが高いです。

「介護は人手不足。働く意欲のあるお母さんが欲しい。シングルマザーは宝の山。離婚で心に傷を負った人の働き方にも配慮する」と森一成理事長。
正職員に自信がなかったら、非正規も認める。
日勤と夜勤を分離するなど、仕事と家庭の両立を進めている。
「シングルマザーは、自分たちは夜勤を伴うような働き方は無理と思いがち。その意識を変えたい」という。

引用元:日経スタイル

 

このような求人を探したい時は、ハローワークで「家族住み込みの仕事を探したい」と相談するといいでしょう。

ハローワークにならんでいる端末機では居住地周辺の求人しか検索できないので、もっと範囲を広げたい時はまず窓口で相談すると、全国ネットの機械で調べてくれます。

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シングルマザー優遇で移住歓迎

過疎化に悩む地域で移住促進のためにさまざまな取り組みが行われていますが、とりわけシングルマザー(ファーザーも)を優遇している地域もあります。

富山県富山市

富山県富山市はひとり親家庭支援に力を入れており、「ひとり親お助け隊」という部署があります。

隊員である「ひとり親アテンダント」が個人の事情によりそい、手続きや支援利用のお手伝いをしてくれるそうです。

また、

  • ひとり親家庭学習支援事業
    (ボランティア家庭教師)
  • ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
  • いとり親家庭など家賃助成事業
  • ひとり親家庭奨学資金給付
  • ひとり親支援・子育て支援金支給事業

と、ひとり親家庭をサポートする事業が充実しています。

シングルマザー,移住富山は県としても、

  • 女性の正社員比率 全国1位
  • 保育所待機児童数ゼロ
  • 保育所入所率全国2位
  • 民営借家の家賃は東京の半分以下

という特長があります。

島根県浜田市

島根県浜田市の支援の充実ぶりも話題になっています。

高校生以下の子供を持つ市外在住の一人親が、市内へ転入する場合、

引っ越し費用30万円を支給、家賃の2分の1を補助。

月額3万円の養育支援費に加え、普通車1台を無償提供。

 

就労支援も行い、研修終了後は就労期間に応じて、2年間で最大100万円が支給されるそうです。

このぐらいサポートが厚いと、かなり移住のハードルが下がりますね。

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