離婚後に時間が経過しても苗字を旧姓に戻すことはできるのでしょうか。
私と子供たちの苗字はちょっと珍しい苗字で、いままでに同じ苗字の方にお会いしたことがありません。
この苗字は離婚した夫のもので、離婚後もそのまま改姓していません。
元夫にもはや悪感情はないのですが、この珍しい苗字はけっこう目立つことがあります。
どこかに名前が載るとすぐ知り合いに「名前があったね」と言われるのがいやなんですよね・・。
まず一度で正しく読んでもらえないことも、この名前が好きではない理由の一つです。
そのままにしていたのは、子供の名前はみんなこの苗字に合わせてつけたからと、改姓に夜子供のストレスを考えたから。
「子供が大きくなったら旧姓に戻したいな・・」と密かに思っています。
私の他にも、そう考えている人は多いみたいです。
裁判所に勤める人と話す機会があったので聞いてみました。
離婚後変えないでいた姓を戻せるか
「離婚してすぐ変えなかった苗字は変えられないよ」
と離婚当時に友達に言われたので、すっかりもう変えられないものと思い込んでいた私。
しかし、変えられる可能性はあるそうです。
ただ役所に行けばできる、という簡単なものではなく「改姓手続き」という手続きをする必要があります。
時間が経ってからの改姓はできない、が
離婚の日から三ヶ月以内なら、市役所に届けを出せば旧姓に戻すことはできたのですが、時間が経過してから戻したくなったときは役所ではできません。
離婚後時間がたってから改姓をしたいときは、家庭裁判所で「氏の変更許可審判の申し立て」をして、「理由が正当である」「やむをえない事情」と認められれば変えられます。
改姓の手続き方法
姓を変える手続きは、変えたい人の住所地の家庭裁判所に行く必要があります。
海外に住所がある人は、日本で最後に住んでいた家庭裁判所へ。
そこで、「申し立て書」と戸籍謄本などの添付書類を提出。
改姓が許可されたら、裁判所から受け取った書類を市区町村役場に持って行き、届け出をします。
詳しくはこちらの裁判所ホームページでわかります。
姓を戻す正当な理由って?
ほかの人はどんな理由で出しているの?と思い、調べてみたら、
「離婚当時は子供のためにそのままにしていたが、子供も成人したので戻したい」
というのが多いようですが、
「自分が姓を戻して実家を継がないと、ほかに後継者がいない」
「再婚に不利」
「元夫が犯罪を犯したので」
などという理由もあるそうです。
名前はなぜ簡単に変えられないのか
それにしても、前から疑問だったのですが、自分のなのに名前ってどうして簡単に変えられないのでしょう?
一番は、「社会の混乱を招く」ということだそうです。
確かに、みんなでどんどん好きなように名前を変えたら混乱しますね。
名前を変えることで、もうお金を借りることができなくなっていた人が、別人としてまた借金をできるようになるというのもあるそうです。
また、離婚後に苗字をそのままにしていた人は、離婚の時に「婚氏続称届け」という、「離婚後もこのままの苗字でいたい」という届けを出しています。
離婚してから時間が経過しての改姓は、これをまた「やっぱり変えたい」ということになるので、あっさり受けてくれるというものでもないそうです。
(そんな届け、出したかな?というのが正直なところですが・・。役所で言われて書いたのかな・・・)
キラキラネームと婚姻関係終了届で名前の変更は今後増える?
名前を変える人は今後増える気がします。
最近の現象として、子供にキラキラネームをつける家庭が増えています。
キラキラネームは将来の就職や縁談に影響があるという話もあるので、キラキラネームの子が成長してから名前を変えるというケースは増えるかもしれませんね。
キラキラネームは改名が認められる可能性が高いと言われています。
また、もうひとつ最近の現象として、「婚姻関係終了届」の認知度が上がっていることも関係するかもしれないと思っています。
婚姻関係終了届
婚姻関係終了届とは、夫が亡くなった後に役所に提出する「夫の親族とはもう関係を終了します」という届け。
つまり、
「夫が亡くなった今、舅や姑と私はもう関係を断ちます」
ということです。
新しい制度ではないのですが、最近マスコミでも取り上げられてから提出件数が増えているそうで、その存在が注目されています。
「もう夫の両親と同じ苗字を名乗るのもイヤ」という場合は、このタイミングで旧姓に戻す人もいるかもしれないな・・・と思います。
そうなってくると、私の子供が大きくなった頃には名前を変える人が殺到して、私の理由ぐらいでは変えてもらえなくなるかも・・?
コメントを残す