専業主婦からシングルマザーになったときの仕事探しは、子供を抱えている上に未経験や無資格であれば難しいのが現状です。

しかし、そうも言っていられない。

シングルマザーの仕事さがし、手っ取り早さや給料だけに目が行ってしまいますが、そうでない部分もよく考えてみてください。

子供の預け先の確保

あなたにとって一番大切なものは言うまでもなく子供ですね。

託児の必要な年齢の子供がいる時は、まず子供の預け先を確保します。

預け先の確保状況によって、できる仕事が決まってくるからです。

 

”実家の親なら、兄弟なら、友達なら、きっと預かってくれるに違いない”

そういう思い込みで仕事を決めてしまって、いざ託児をお願いに行ったら断られてしまい困った・・!

・・・これ、けっこうあります。

こうことのないよう、誰かにお願いする時は、受けてくれるかどうかちゃんと確認しましょう。

 

身内などに託児がお願いできない場合は、役所に行って相談し保育園の空き状況などを確認することから始めます。

病児保育のこともしっかり調べておきましょう。

*実家などに預けていた実績があると、「預かってくれる人がいるんですね」と保育園に入れてもらえない可能性が高くなるので注意が必要です。

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ちょっと先のことも考えて

今の生活をなんとかすることで精一杯なのはとてもよくわかります。

でも、数年先、十年先のこともちょっと考えてみましょう。

「先のことなんてわからない」?

確かにそうですが、ちょっと先のあなたがどんなふうになっていたいかを考えて動くことはとても大事です。

年金もあてにならない今、だれもが働かなければならない時代にきています。

一日のうちのかなりの部分を占めるということは、人生の多くの時間を占める仕事。

ただただ、お金のため、生活のためだけに一生働くのはもったいなくはないですか?

考えなしに動いて、転職を繰り返すのも疲れます。

今はてっとり早く稼げる仕事を選ぶにしても、先のことを考えて動くのとそうでないのとは大違いです。

子供が成長したらステップアップも

シングルマザーとひとことで言っても、ママがまだ若いかどうか、子供の人数や年齢などいろいろな状況があります。

 

「今は子供が小さいので近くで短時間、時給が安いけど母子家庭に理解のあるところで働く。」

「たりない分は在宅の仕事で補う。」

「学校に入ったらもう少し遠くても良いので、ずっと続けられるところで働く」

「子供はもうそれほど熱を出す年齢でもないので、フルタイムで。正社員登用を目指せるところで働く」

「子供はまだ赤ちゃん。今は割り切って、自宅でチャットレディで稼ぐ」

「子供は実家に預けられるので、夜勤のある仕事でもできる。親が元気なうちに稼ぎたい」

「働きながら資格取得を目指し、ゆくゆくは有資格者としてキャリアを積みたい」

先のことを見据えて、といってもこの程度でいいのです。

「何としても再婚するので、婚活にさしつかえない仕事」

という人もいるでしょう。

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ハローワークの職業訓練

経験もスキルもない場合は、ハローワークで紹介している職業訓練に通うという方法もあります。

パソコンや簿記などのオフィスワークだけでなく、造園業や車の整備、ネイルなどいろいろな仕事があります。

通っている間は訓練手当をもらえるので、勉強しながら収入を得ることはできますが、欠席にとても厳しく、一日でも遅刻したり休んだりするとその月の手当はゼロになります。

子供のことで休む可能性があるシングルマザーにとって、訓練手当をあてにすることはリスキーです。

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私の場合はこうでした

私の場合、離婚の話し合いを始めた時、元夫からの婚姻費用(夫婦間で別居をする場合、相手の暮らしを支えるために支払う生活費)を受け取っていました。

離婚の話し合い期間は一年ぐらいでしたが、その期間はこの婚姻費用と工場でパートタイムの給料で生活を立てながら、就職のためにパソコンや国家資格などの資格を勉強。

主婦としての十数年の間、二年だけ調理の仕事をしていましたが、事務系は全くしていなかった私。

事務職として就職したかった私にはスキルが必要だったのです。

工場のパートはとてもキツかったけれど、勉強の時間を捻出するためには短時間で時給が良かったので割り切りました。

そのあと希望の会社に事務職で入社することができ、資格もあったので資格手当もつけてもらうことができました。

離婚の話し合いが難航する中、工場勤務と勉強をしていたあの一年。

自分の人生の中でもかなり大変な時期でしたが、先のことまで考えていたので乗り切ることができたのだと思います。

自分にできることを考える

先のことも考えながら、あなたの持っている資格や技術、得意なことをあげてみます。

出し切ります。

頭で考えるだけでなく、紙に書き出すと、不思議に自分のことを客観的に見ることができます。

すぐに仕事につながりそうにないことでも構いません。

 

「冷蔵庫にあるもので料理するのが得意」

「人をまとめるのが得意」

「人からよく悩みを相談される」

などとよく考えてみると、自分でも知らなかったような、

「私だからできる」

ことは誰にでもあるものです。

これらはあなたの強みを発見するだけでなく、就職での面接の際にも役立ちます。

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条件・優先順位を決める

仕事を探すにあたって、条件をあげてみます。

まず思いつくままに何でもあげてみて、それから優先順位を決めます。

子供の預け先状況や、今後どうしたいかを考えておくことで優先順位が決めやすくなっていると思います。

以下のようなものがその条件です。

  • 給与
  • 職種
  • 勤務地
  • 勤務時間・時間数
  • 休日
  • 残業の有無
  • 正社員登用の可能性

経験・スキルなしなら派遣から始めても

「キャリアやスキルがなくても歓迎」という派遣会社もあるので、そういった所で働き始めるという方法もあります。

派遣会社に登録すると、無料でパソコンやオフィスマナーを教わったり、親身になってあなたのできることや性格に合う仕事選びの相談にのってくれます。

登録しておくだけでも色々とメリットがあるので、私も離婚協議中に知っていたら、パソコンの勉強にお金をかけないで済んだかもしれないなと思っています・・・。

また、条件から仕事を選ぶという面では派遣会社はもっとも向いている選択肢といえます。