「手に職があれば」「資格があれば」

この言葉、以前に比べて聞かなくなったと思いませんか?

その代わり、「今後なくなる仕事」という見出しの記事が目につくようになってきました。

 

それだけ、将来も安定が見込まれるスキルや資格が少なくなってきたということでしょう。

 

一人で生活をたて、子供を育てていかなければならないシングルマザーとして・・このことはとても切実です。

この先、一生続けていけて、食べていくことのできる仕事ってあるんでしょうか?

年齢にもよりますが・・・

「シングルマザーがこの先、一生」とひとくちに言っても、シンママには十代もいれば五十代もいます。

子供の人数や年齢によってもこの先の人生プランは違うので、何をどうおすすめというのは言えません。

ただ、医者や弁護士のような普通のシングルマザーにとって現実的ではないものを除き、今からでも目指せる職業の将来性について考えてみることはできます。

今後もなくならない仕事

看護師

全国どこへ行っても仕事があるのは何と言っても看護師ですね。

看護師といえば夜勤のイメージですが、看護師はなにしろ慢性的な人手不足。

夜勤NGという条件でも就職口はいっぱいあります。

病院以外にも、介護施設、献血センター、人間ドック、健康診断センターも看護師をいつも募集しています。

今後、いろいろな業界で規制緩和が進み、医療行為を行わない業務は看護助手に任せるなどの分業化が進んではいるものの、看護師の資格が不要になるということは考えられません。

将来の安定という点で、看護師はやはり最強の資格といえます。

シングルマザー,仕事

保育士

一生の仕事としてやりがいという点では保育士もポイントが高いです。

近年、保育士不足解消のため資格を持たない人でも「保育補助」「保育士助手」として保育士の仕事をサポートして働けるように規制が緩和されました。

このことを「無資格でも保育ができるようになった」と誤解する噂が広がりましたが、保育士の資格はいぜんとしてあります。

保育士の資格を持っていれば保育施設だけでなく、福祉施設、児童相談所、学童保育、企業託児所などでも働くことができます。

保育士は体力仕事なのに低収入というデメリットが改善されない限り、ずっと続ける仕事としては厳しいかもしれません。

ただ、記事の後の方に書きますが、このような、人のケアをする仕事は今後べつの可能性を秘めています。

>>知ってた?保育士資格はピアノが弾けなくても、保育科を出てなくてもOK

 

歯科衛生士

歯科にかかる人は今後もずっといますから、歯科医のサポートをする歯科衛生士も今後も安定した雇用の見込める仕事です。

歯医者さんにいくと歯の磨き方を教えてくれたり、歯石をとってくれたり、吸引をしてくれたりするあの仕事ですね。

歯科衛生士になるには国家資格が必要。

その取得には専門学校に通う必要があるので、資格取得を目指して昼間は働き、夜は学校に通うシングルマザーもいます(夜間だと3年で国家試験の受験資格が得られます)

なかには無資格でもできる仕事で雇ってくれて、資格取得のために融通をきかせてくれる歯科もあります。

 

作業療法士・理学療法士

作業療法士・理学療法士は、病気や事故で身体に障害などを抱える人、また身体機能の衰えた高齢者などに対して、医師の指示でリハビリテーションを行い、日常生活に必要な能力を高めたり(作業療法士)運動能力の回復を助ける(理学療法士)仕事です。

療法士も、今後なくなる可能性が低いと言われています。

そのせいか、卒業後に療法士の専門学校への進学を希望する高校生が増えているそうです。

こちらは夜間学校に四年通うことで国家試験を受験する資格が取れます。

今後、外国人の割合が増える仕事

コールセンター

すでに、コールセンターの業務は外国人に取って代わられつつありますが、今後はネットによる海外通話のコストダウンもあり、コールセンターじたいが海外に移転すると言われています。

シングルマザー,仕事

介護

高齢化社会で介護職員が今後も不足し続けることを受け、2017年9月、政府は在留資格「介護ビザ」を創設し、外国人が介護現場で介護福祉士として働くことを可能とする入管法の改正が行いました。

これには介護現場からの要請もあったそうです。

介護の職場には今後外国人が増えてくることは間違いありません。

今後なくなる「といわれている」仕事

医療事務

女性が再就職するときに取得を考える資格の一つですが、今後はカルテからレセプトまでコンピューターが一貫管理するシステムが進むといわれています。

窓口業務ということを考えれば、完全に無人になるということは今後もないですが、今ほどの人員は必要でなくなるでしょう。

税理士、会計士、行政書士

ひと昔前は一生ものの資格として多くの人が目指したこれらの士業(しぎょう)ですが、意外にも機械に取って代わられる可能性が高い職業リストに載っています。

ガス・水道検針員

ある程度時間に融通がきき、収入も高かったため昔から主婦やシングルマザーに人気があるガス・水道検針員。

コネでしか入れなかったほど待遇のいい仕事でしたが、これも遠隔で自動計測が可能になるため、なくなる仕事です。

ドライバー

旅客輸送・貨物輸送ともに、自動運転の普及によりドライバーが不要になるかもしれません。

シングルマザー,仕事

ネイリスト

職業訓練にも人気コースがあるネイリストも機械によって必要なくなるかもしれません。

すでに「オートネイル」という機械が開発されています。

プリクラなみの短時間で、ネイリストより繊細にアートすることができるこの機械だけを置いたネイルサロンが今後は登場しそうです。

・・・それじゃ、今後有望な仕事って?

こうして見てくると、ほとんどの「なくなりそう」な仕事は単純作業だったり、複雑でも機械ならできる仕事だったりというものです。

では今後もなくならない仕事はというと・・それは「仕事をする機械を扱う仕事」「人間でしかできない仕事」です。

人間にしかできない仕事の代表的なものとして、漫画家やアーティストが挙げられていますが・・・。

なにもそこまで才能が必要なものばかりではありません。

 

「仕事があっても給料が安い」といわれる介護、保育の仕事ですが、レベルの高い仕事をする人には待遇の良い仕事が与えられるチャンスが訪れるかもしれません。

このような記事があります。

パソナ、シニア介助 富裕層特化 1時間4500円から
2017/10/7付日本経済新聞 朝刊

パソナグループは10月から富裕層のシニアに特化した生活介助サービスを始めた。社長秘書や客室乗務員の経験者を積極的に採用し、車いすのサポートや歩行介助、着替えの手伝いなどきめ細かいサービスを提供する。料金は提供する地域によるが1時間あたり4500円(税別)からで、介護保険は適用できない自費サービスとなる。

今後、「高いレベルのサービス」のできる人材は、仕事がなくなるどころか、それなりの待遇を受けることができるようになるかもしれません。

いつの時代も、欲しいもののためにはいくらでもお金を出す人はいます。

「ベテランで気がきく人。本当に優しい人に介護をして欲しい」「評判の良いベビーシッターにうちの子を預けたい」という需要は今後も伸びていくでしょう。

アメリカには年収一億円のベビーシッターもいます。

 

秘書や塾講師、接客のプロなどにも同じことが言えます。

人を扱う仕事でレベルの高い仕事をできる人は、今後いままで以上に必要とされるのです。

 

変化は今すぐではないが、遠い未来でもない

今回あげた「なくなりそうな仕事」は、どれも今すぐなくなるわけではありません。

機械化、外国人化が進むのにはまだ時間があります。

これらの仕事に今ついている人は今後の変化に備え、これから就こうとしている人は、職業人口が少なくなってもその中で生き残るにはどうしていけばいいかを考えればいいのです。

シングルマザー,仕事

ペット関係も?

余談ですが、私の子供は犬が大好きで、将来は犬に関係のある仕事がしたいそうです。

獣医は・・成績の点からも経済の点からも難しいかもしれませんが、ペットシッターやペットトレーナー、トリマーならじゅうぶんにアリだと思っています。

動物の世話は機械にはまだ難しいこと、少子化でペットを飼う人が増えているので、これもまた案外いい目のつけどころかもしれませんね。

 

ずっと働くのはシングルマザーだけ?

「このまま再婚もしなかったら、一生働かなければならないんだなあ・・」

と暗い気持ちになってしまいそうですが、年金も終身雇用もあてにならない今後、ずっと働かなければならないのはシングルマザーだけではなく誰にでも言えることです。

お金のためだけでなく自分の人生が充実させられる仕事を見つけることができたら、その道を極めていけば、きっとあなたにしかできない何かが見つかります。

そのためには日々アンテナをめぐらせて、イキイキとした毎日を送っていきましょうね。