苦しい辛い時は「でも、これが現実」と認めること。全てはそこから。

朝晩の犬の散歩の時いつも音楽を聞いていますが、毎日のことなのでプレイリストも聞き尽くしてしまいました。

そんな時、友達から「テレフォン人生相談おもしろいよ」と教わり、いまちょっとこれにハマっています。

(YouTubeに過去放送分があがっています)

テレフォン人生相談は15分弱のラジオ番組で、50年近い歴史がある人気プログラムです。

親子関係や恋愛についての悩みもありますが、やはり多いのは離婚や不倫について。

経験者の私には「あるある」な話も多く、つい感情移入したり、「そのアドバイスちょっと変・・」と思ったりで、3kmの道のりがいつもあっという間です。

その中でも昨日聞いた内容から、私が最も辛かった時の気持ちを思い出したことについて書きます。

「どうしてこんなことになったのか」

その日の悩みは、30代の二児のママから寄せられたもの。

「自分が第二子を妊娠中に夫が同僚と不倫をしてしまい、相手の女性が自殺未遂を図ったり警察沙汰になった挙句、それが会社にも知れることとなった」

「相手女性から危害を加えられる心配と、夫への怒りや不信感でいまは別居している」

「上の子供が父親に会いたがるので、自分は我慢してでも子供のためにまたやり直すべきか」

「自分はとにかく『どうして今まで幸せだったのにこんなことになったのか』『なぜ私ではなく彼女を選んだのか』とただ苦しい日々を送っている」

という状況で、「心の持ちようがわからない」という相談でした。

この相談に対し、女性弁護士の先生は

「あなたの気持ちが進まないのであれば、子供のために無理をしてやり直そうとか一緒に暮らそうとかしなくていい。子供だけ会わせてあげるだけでもいい」

「あなたは悪いことをしていない。おかしなことをしている人たちにあなたが影響されたり、心を悩ませたりする必要なんてありません」

「きちんと生きているあなたのほうが強く、正しいのですよ」

というすばらしいアドバイスをしていました。

柴田理恵さんの言葉

ただ、私の心にもっと刺さったのは、進行役の柴田理恵さんの言葉。

「起こっちゃったことは起こっちゃったことなのよ。『どうして、どうして』って言っててもしょうがないのよ」

と明るい口調でいう柴田さんに、

「本当!その通り」

と、辛い状況にいたとき、私もそう思うことが逆に救いになっていたことを思い出しました。

まったく同じ状況ではないにせよ私にも似たような経験があります。

この女性の張り裂けそうな、指の間から砂がこぼれ落ちてしまったような気持ちはとてもよくわかります。

思えば私も夫と別居をしていたときは、

「せっかく幸せに日々を送っていたのに、どうしてこんなことに」
「相手の女性さえ現れなければ」
「あの日、あの場所に夫が出かけさえしなければ」

と朝から晩まで考えていた毎日でした。

このことを忘れられるのは眠っているときだけ。

朝、目が覚めればすぐに

「ああ、今こういうことになっていて、夫は帰ってこないかもしれないんだ。私たちは捨てられるかもしれない」

という現状が重い岩のように頭にのしかかってくるような気持ちでした。

 

最初のうちは本当に「夢であってくれれば」という気持ちでいっぱいでしたが、少しずつ時間が経つうちに

「でも、これが現実なんだ」

と思うようになってきました。

「どうあがいても、これは起きてしまったことなんだ」

うじうじと悩んで何も解決することのなかった私の人生で、初めて自分で導き出した 落とし所でした。

ハラをくくって顔を上げるために

人生には、きっと誰にでも

「あんなことさえなければ」

「どうしてこんなことに」

と、どうにもならないことに苦しむ時期は何度か訪れるものです。

そんな時、前に進むためにはまず

「だけど、これは現実なんだ」

「運が悪いけど、でも、そういうことなんだ」

と受け止めることです。

これは、迷いや苦しみのループから抜け出すために必要な第一歩です。

「どうしようもないことなんだ」

と本当に理解できると、その瞬間フッと楽になります。

しっかりとハラをくくることさえできれば、

「どうにもならないことはよくわかった。それなら、どうしようか?」

と顔を上げることができます。

 

「”こんなはずではなかった”ことが起こり、その苦しみや怒りから抜け出したい、そんなことで人生の時間を無駄にしたくない。

そんな時は、まず現実を受け止めることから始めてみませんか?

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